PDF マニュアル
ユーザーマニュアルとコマンド仕様書(パケット構造・運用条件・ファームウェア更新手順・トラブルシューティング)をダウンロードできます。
マニュアルをダウンロード仕様
導入可否の判断に必要な仕様を一覧にまとめています。詳細なコマンドパケット仕様・手順はダウンロードページの PDF マニュアルを参照してください。
CANNEX は Ethernet(UDP)でコマンドを受信し、CAN / CAN FD フレームの送受信を制御するインターフェース基板です。 PLC や PC から UDP ポート 20000 へコマンドを送信することで動作します。 電源投入時は STOP 状態で起動するため、RUN コマンドを送信するまで CAN 通信は開始されません。
CAN メッセージの受信データは CANNEX から PLC の指定 IP・ポートへ継続的に送信されます。 PLC 側では取りこぼしを防ぐ受信処理が必要です。提供サンプルプログラムを活用してください。 実際の取りこぼし有無は通信周期・メッセージ量・ネットワーク負荷・PLC 処理負荷に依存するため、導入前にデモ機で評価することを推奨します。
縦 70 mm(LAN 突出し部含む 74 mm)/ 横 70 mm / 高さ 16 mm。取付穴 φ3.5 × 4(端から 5 mm)。DIN レール取付には対応していません。

基板に搭載されているコネクタのピン配列と付属ケーブルの情報です。
| コネクタ | 内容 | ピン配列 | コネクタ型式・付属品 |
|---|---|---|---|
| CN1 | 基板電源 | 1: DC12-24V 2: 0V (※1) | 基板側: B2B-XH-A 相手側: XHP-2 3m コネクタ付きケーブル付属 |
| CN3 | CAN | 1: CANH 2: CANL 3: GND (※1) | 基板側: B3B-XH-A 相手側: XHP-3 3m コネクタ付きケーブル付属 |
| CN4 | 出力 4 点 OUT1: Run(CANNEX 動作中) OUT2: Ethernet 通信確立 OUT3: CAN Run OUT4: CANNEX 高負荷 | 下図参照(パラレル出力回路) | 基板側: B8B-XH-A 相手側: XHP-8 3m コネクタ付きケーブル付属 |
| CN5 | Ethernet CAT5e 以上推奨 PLC / PC 接続用 | — | RJ-45 LAN ケーブルはお客様にてご用意ください(CAT5e UTP 可) |
| JP3 | CAN 終端抵抗有無切替 | 短絡: 終端抵抗あり 解放: 終端抵抗なし | 出荷時ジャンパー装着(短絡) |
※1 0V と CAN GND は絶縁されておらず、基板回路内で繋がりますのでご注意ください。

LAN(Ethernet)
RJ-45 コネクタ(CN5)。CAT5e 以上推奨。PC または PLC と直結するか、スイッチングハブ経由で PC と PLC を同時接続することも可能。ハブは 1Gbps 対応品を推奨します。
CAN
CN3 の CANH / CANL / GND を相手機器と正しく接続してください。CANH と CANL はツイストペアで配線します。高ボーレート使用時は配線品質がとくに重要です。
電源
CN1 に DC 12V〜24V を接続します。3m のコネクタ付きケーブルが付属します。
終端抵抗(JP3)
基板上の JP3 ジャンパで有効・無効を切り替えます。出荷時は短絡(終端あり)。CAN バスの両端のみ終端するのが一般的なルールです。


Windows 上で動作する補助ツールです。PLC なしで CANNEX を操作・設定できるため、導入初期の動作確認やデバッグに活用できます。 PLC 制御中でも同一ネットワーク上の PC から同時に起動し、CAN データをリアルタイムに監視することも可能です。
使用ポート
コマンド送信:UDP 20000/CAN データ受信:UDP 20001
ファイアウォールで上記ポートを許可してください。
動作環境
Windows 10/11(64-bit)
.NET ランタイム:インストール不要(exe 内蔵)
Ethernet インターフェース必須
PLC または PC から CANNEX の UDP ポート 20000 へ送信するコマンドの概要です。パケット構造の詳細はコマンド仕様書(PDF)を参照してください。
| コマンド | 概要 |
|---|---|
| RUN | CAN 通信を開始する(ボーレートも同時に設定) |
| STOP | CAN 通信を停止する |
| STTX | 定期送信を mailbox に設定する |
| SHOT | 単発送信を行う |
| CS | 既存 mailbox の送信補助タイプを変更する |
| DEL | 定期送信設定を削除する |
| TSTOP | 定期送信を一時停止する |
| TACTV | 一時停止中の定期送信を再開する |
| FILT | 受信フィルタを設定する |
| STSP | Step No. を設定する |
| LOG | CANNEXからCANNEX Control Exに対して、CAN 通信ログを CSV ファイルとして指定フォルダに出力します。 |
| CLOG | ログをクリアする |
| SK | 送信補助タイプと合わせて使用するコマンドです。詳細はお問い合わせください。 |
周期送信(STTX)の各 mailbox に設定できる送信補助タイプと最低 DLC の一覧です。 CS_TYPE に応じた DLC 条件を満たさない場合、送信は行われません。詳細はコマンド仕様書(PDF)を参照してください。
| タイプ | 名称 | 最低 DLC |
|---|---|---|
| 0 | 補助なし | 制約なし |
| 1 | 4 bit カウンタ + チェックサム | 8 以上 |
| 2 | D7 下位 4 bit カウンタ | 8 以上 |
| 3 | 7 byte カウンタ | 8 以上 |
| 4 | E2E Profile5 / CRC | 8 以上(推奨) |
| 5 | AES128 CMAC | 8 以上 |
| 6 | E2E + AES128 CMAC | 14 以上 |
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